梅雨を迎えようとする季節。これからの釣りは餌取り暑さとの勝負となる。そんな時には是非「海苔釣法」をお試し下さい。
6月頃からのグレ攻略法について
磯もこれから「梅雨グレ」に突入しようとしている。しかしながら、水温が上がりエサ取り(アジゴ、タカベ、サバゴ、コッパグレ)をかわしての試練の日々が続き、思惑通りの釣りが出来ないのが現実だ。
そこで、ゴーマル(50cmオーバー)をと言うのはとても至難の技ですよね。私はこの時期には、ほとんど「海苔釣法」でやっています。来たらほとんどが45~50cmクラスの大型ばかり。
しかしながらいつでも食うものでもない。しかもいつ時合が来るかも分からない。だからこの海苔釣法は辛抱が一番大事だと考える。
海苔釣法仕掛けの作り方
仕掛け
・海苔を細かく刻みコマセ混ぜ、際に30分ほど撒き続けます。
・仕掛けですが、竿は1.25~1.5号ぐらいが妥当でしょう。
・タナ取りは1~1.5本位(私は全游動)で際から流します。
・棚が深いのでハリスは1.75号以上を勧めます。
海苔釣法のコツ
当たりはモゾッとウキを抑え込んで行くような感じなので早合わせは絶対に厳禁。当たったら竿できいてみるぐらいが丁度いい。その後にガツンと言う強い当たりが多い。掛けたら竿で溜めて糸はなるべく出さないように、深ダナなので糸を出すと瀬取られてしまう。そこは十分気を付けて欲しい。
海苔釣法での過去実績
【宮崎県北 北浦地区】45~49cm/数枚
【宮崎県北 土々呂地区】40~50cm/数枚
【宮崎県北 門川地区】47~52cm/数枚
その他、餌について
Facebookでコメント頂いた中に青虫の事がありましたね。夜釣りでは割と効果あったと。その他に「フナムシも効果ありました!」なども頂いたが、そのフナムシを確保するほうが大変。私は苦手です。(笑)
最後に
とにかくゴーマル狙うなら海苔釣法一辺倒がおススメだが、釣りの世界では正解がない為、これが常にBESTとは言い切れない。当たりがないと心が折れがちで沖アミでやってしまいがち。前にも述べたようにいつ時合がくるか誰にも分からない。過去に沖アミでやって時合を逃す人を今まで随分見てきた。この海苔釣法は「忍耐力」が大きく結果に左右すると考えている。
最後まで海苔で通せるか、これぞ自分との闘いと言っても過言ではない。今まで海苔釣法を始めて運良くボーズはない。しかもゴーマルを何枚か取れている。
宜しければ参考に!それでは良い釣行を!