磯釣りはあらゆるジャンルの釣りの中で最もハードルが高いと言われています。そのため、釣り人口はあまり多くありません。磯釣りはなぜハードルが高いのでしょうか。そして、磯釣りをもっとメジャーにするにはどうしたらいいのでしょうか。

 

目次
磯釣りは危険度が高い
磯釣りはかかる費用や荷物が多い
磯釣りはネットに情報が少ない?
磯釣りのベテランはプライドが高い?
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磯釣りは危険度が高い


磯釣りは釣りを行う場所の危険度が最も高い釣りといっていいでしょう。360度海に囲まれた沖磯では、万が一海に落ちた時溺死の可能性が高まります。また大きな波が来た時も避ける場所がありません。沖磯の周辺では強い潮の流れがあり海底に引きずりこまれたり、一瞬で遠くに流されたりという恐怖があるのです。

 

また、地磯・沖磯ともに周辺の海底は岩に覆われていることが多く転落したら大怪我をする可能性が高いです。溺死と怪我の危険に常に注意しながら釣りを行う必要があります。

 

 

磯釣りはかかる費用や荷物が多い


磯釣りは他の釣りに比べてもかかる費用や荷物が多い釣りです。まず、沖磯へ渡る場合瀬渡し船の乗船料が発生します。また、コマセを使ってグレやチヌを釣るならば、毎回10kg以上になるバッカンを持って出かけなければなりません。また短時間釣行とはなかなかいかず、丸一日使う事が多いので(よほど近い方以外)、時間的な負担も強いられます。

 

海中に落ちた時のためにウェットスーツや浮き袋内蔵のフィッシングジャケットも必要ですし、磯靴を履かなければ足場が安定しません。磯釣りでは全ての釣り用品を磯釣り仕様の専用品で揃えるのがベストです。他の釣り用品からの流用は難しいのです。つまり磯釣りを始める場合、新たな費用がかかります。全て揃えるとなると30万程度は見積もっておいたほうがいい、割と高価な趣味です。

 

 

磯釣りはネットに情報が少ない?


磯釣りは釣りに関する情報がインターネット上で少々見つかりづらい釣りのジャンルです。釣り方やテクニックに関しては、現役の中心世代は50代以上が多く、ネット上に情報を拡散するという習慣が少ないという要因があります。釣る場所に関しては、自分の釣り場を荒らされたくないという縄張り意識から、積極的に釣れる場所の情報を公開する人は少ないです。(釣り場公開の是非は、どの釣りジャンルでも永遠の議論になっていますね)

またルアーフィッシングは海川問わず若者層に支持されており、インターネット上での情報拡散、ブログ発信、SNS(facebook、instagram等)での情報収集もしやすい環境が揃ってきています。あくまで情報をうまく活用して釣果を上げる、釣り仲間のコミュニティ作り等にも使われています。

 

 

磯釣りのベテランはプライドが高い?

磯釣りのベテランの中には「数々の釣りの経験を経て最もハードな磯釣りにたどり着いた」という意識がある方もいるため、初心者・若者や女性への風当たりを強くしたり常に上から目線での物言いになる場合もあります。

 

当然初心者は不快感を抱くため磯釣りを継続的に行おうとは思いません。しかし、磯釣りの上達に必要な愛情の裏返しだと前向きに捉えれば可愛がってくださる方も非常に多いです。

 

 

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磯釣りはとても楽しい釣りですし、釣れた魚の美味しさも楽しめるのでファミリーや子供にもっと門戸が開かれていいはずです。もちろん安全第一ですが、グレナビは日本独特の釣りである磯釣りの情報をもっとたくさん発信して、みんなが磯釣りを楽しめるようなサービス作りを目指します!